ペンション仲間12人が2台の車に分乗して蓼科へ向かう。白樺湖を越え女神茶屋に人を降ろして車は戻って一台をすずらんの湯に、もう一台はもう一度女神茶屋に戻ってここに置く。登り口と下山してくるところが違うからだ。女神茶屋からヒュッテ・アルビレオまでは20分程だがちょっと急な登りだ。歩き始めなのでゆっくりペースでないときつい。ヒュッテに出ると後は尾根道でもう楽だ。ここから30分ほどで八子が峰東峰(1869)に着く。行く手左下には茅野の町が見え、浅間山、北、中央、南アルプス、目の前は八ヶ岳連峰と360度の大展望だ。少し下った草原のようなところで早めのお昼とする。蓼科山をながめながら賑やかに食べるお弁当は格別!冗談や笑いが渦巻く輪の中を、あちらこちらにお弁当箱が回され、ご自慢料理のお披露目会のよう。
軽いハイキングなのでのんびりとお昼をとり、さあ出発。笹と草原の道を歩き、八子が峰.持栗沢ノ頭(1833m)まで少し登ると、尾根の右側はしらかば2in1スキー場だ。急な上り下りの少ないコースなのでおしゃべりしながら楽しく進む。無人休憩所、八子が峰公園を越え、いつの間にか前方に白樺湖が見えてくる。もうコースもいよいよ終わりである。終着すずらんの湯には、朝一台の車を置いてある。
これに乗り、もう一台の車を登り口に取りに行っている間も、私達女性陣は口を休めることなくおしゃべりを続けているのであった。 |