|
雪の棒道(準備篇)
2001.02.02(金)
こぶちざわポレポレクラブ |
棒道の 四季を写真で紹介
コース地図
この地図の火の見櫓からP・わっまで
八ヶ岳の冬らしく朝から良く晴れています。今日は2月4日のポレポレクラブのイベント「冬の棒道を歩く」の下準備の日です。1月28日の大雪で今回は「雪の棒道を歩く」になってしまいました。先日仲間二人がコースを歩いてみてあまりの積雪量に、公式には中止としましたが、すでに申し込まれ、楽しみにしていらっしゃる方のためにコースを替え、小規模で行うこととなりました。今日は先に下見した跡を更にスノーシューで踏み固めるためにやってきました。大東豊のコミュニティーセンターより歩きはじめましたが、加藤楸邨記念館より少し行くと除雪されていない状態になりましたので、そこで4人はスノーシューを履きました。これはカンジキのようなもので、長靴やスノーブーツに簡単に取り付けられ、深い雪の中も潜らずに歩けるというものです。これでまだ新雪状態の雪を踏み固めていくのですが、踏み固めた後の道が長靴だとどのくらい潜るかを確かめるために私は最後尾から長靴のまま歩くことにしました。サーこれが大変。あの大雪で100cmも積もった後です。いくら踏み固めても、長靴で歩けばズボッ、ズボッと膝まで入ってしまうのです。私は膝までの長靴にスパッツをかぶせ万全な用意をしていますので雪が入ることはありませんが、短い長靴では雪は入るし、長靴だけ雪の中に取り残されてしまうのではないでしょうか。また、両手にスキー用のストックを持ってきましたので、それに頼って足を雪の中から抜くという感じです。このために本番の時は各ペンションでお客様のストックを用意することにしました。
今朝車で走っていて下の方で鹿が私の車の前を横切っていきました。大雪でたくさんの鹿が山から下りてきています。ここ棒道にもいたるところに鹿の道が続いています。それはこの道と平行してある小淵沢カントリーゴルフ場のフェンスに向かっていて、越えられる高さの所を見つけてフェンスを越えています。 |
|
|
|
八ヶ岳からの鹿の道です。 |
|
棒道を横切りゴルフ場のフェンスへと続きます |
深い雪の中から一歩一歩足を引き抜きながら歩くのはとても疲れますが、これもこんなに雪が降ったときでないと経験できないこと。これもまた楽しいものです。薄着にしてきたつもりですが、それでもじっとりと汗ばんできました。どこから鹿たちに見つめられていそうな気配を感じます。観音様も雪の中から顔を出しています。ゴルフ場のフェンスが終わるところで棒道からそれ、下に下る予定です。 |
|
|
|
観音様こんにちは! |
|
前の皆さん、私が潜らないように一生懸命ラッセルしてね。 |
いよいよ棒道からそれ、サントリーの貯蔵庫とゴルフ場の間の道を下り始めたときです。先頭が前方に一頭の子鹿(?)を発見。上から人は来る、両側はフェンスに囲まれているわでパニック状態のようです。よく見ると右のゴルフ場の中に仲間らしき鹿がたくさん群れています。そこへ行こうと何度もフェンスを越えようとするのですが越えられません。とうとう諦めて下へと向かっていきました。 |
|
|
|
鹿、発見!! |
|
僕はどこに行けばいいの? |
|
|
|
|
|
こちらも近づかずに様子を見ていますが、
フェンスは越えられず、仲間の待つ所へはいけません。 |
鹿もどこかへと去り、私達もこの道を直進してペンションわっの所まで来ました。イベントの最後を飾る豚汁はここの横をお借りして用意することにしました。座ると潜ってしまう状態なのでここもみんなで踏み固め、今日の仕事は終わりました。当日は明日下ごしらえをする豚汁を男性陣がここで温めて待っていてくれるはずです。後はまた雪などにならないことを祈るばかり。皆さんお疲れさまでした。 |
2001.02.04 本番も無事終わりました。この様子をどうそ
スノーシューってどんなもの?
|